当店で扱っている「輸入壁紙」。
いったい何?うちの壁に貼ってある国産の壁紙と何が違うの???という方は是非今回の記事を読んでみて下さいね。もちろん言葉の定義は諸説あると思いますが、私たちはこう考えています。
◆ まず「壁紙」とは・・・
住空間を彩る紙・布やビニールで作られた壁装材の1つです。さまざまなデザイン・素材・機能などから、用途に合わせて選ぶことができ、主に住空間を豊かにするインテリアとしてしつらいます。
◆ 輸入壁紙とはどんなもの?
アメリカ・ヨーロッパをはじめとする海外のデザイナーによって作られたインテリア性の高い壁紙で、毎年トレンドを取り入れた新しいデザインの壁紙コレクションが各メーカーから発表されています。海外で主流であるDIY向けに作られており、気軽にインテリアとしてとりいれられています。
◆ 輸入壁紙の特長
~卓越したデザイン・色彩~
ダマスク、ジオメトリック(幾何学模様)、ボタニカル(植物柄)をはじめ、他にないデザインや色彩のバリエーションが豊富です。メーカーによっては同色の無地壁紙、同じ柄のカーテン生地、同色のペイントなども揃えており、インテリアをトータルコーディネートすることもできます。
~素材もデザイン~
表面素材は不織布(フリース)、紙やビニールなどがあり、その質感もデザインの一部とされています。裏面は不織布や紙が主流で、その特性から裏面が不織布なら壁に糊を塗って貼り、紙なら壁紙に糊をつけて貼ります。
~巾・長さ~
巾は50㎝ほどのサイズが主流で、68㎝程度の品もあります。また、素材やデザインを活かすために幅が140㎝などの品もあります。巾が50cmほどのものは両手で持って貼るのに扱いやすいサイズなので、DIYにも向いていると言えるでしょう。
長さは1ロール10m前後の品が主流ですが、当店でも販売している「パネル・壁画」と呼ばれる品は、280cmほどの壁紙が数枚セットになっており、全て並べて貼ると1枚のアートが完成します。
~施工のしかた~
巾の縁はすでに「みみ」が切り落とされていますので、柄を合わせたら端と端を突き合わせて貼っていきます(突きつけ施工)。隙間が開かないようにぴったり突きつけて、ローラーでしっかり押さえます。
◆ 国産壁紙との違い
国産壁紙は基本的に巾は92cmで、襖や障子などと同じく昔からの日本住宅の規格に合わせて作られています。
巾の縁に「みみ」と呼ばれる余白部分があり、柄物の壁紙を貼る時は矢印同士を合わせて重ね、上からカッターなどで裁断し貼り合わせていきます(重ね断ち施工)。主に建築業者に向けにm単位で販売されています。
国産壁紙の表面素材はビニールが多く、デザインよりも防カビ、表面強化、抗菌、消臭など機能性をうたった白系無地の品が主流となっています。そのほか、和紙や布の壁紙などもあります。裏面素材は紙であることがほとんどです。
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